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豊岡聴覚での統合説明会 2

昨日からの質問状の続きです

質問)

小さな子供や障害のある子供の場合、体調が急変することはよくあることです。豊岡にあると救急搬送するのも、親御さんにすぐにお迎えに来て頂くことも可能ですが、出石ですと往復1時間かかります。この点からも出石支援学校を豊岡聴覚支援学校へ移す方が合理的ではないでしょうか

回答)

救急車が来るまで10分、豊岡病院まで20分、看護師も2人在籍してるから安心とのことです

「豊岡聴覚ですと救急車が到着して5分以内に医療をうけることができますが、出石ですと30分とは限りません。救急車が使用中の場合、想像以上に時間がかかります。行楽シーズンには停滞しますし、冬は雪も降るのでさらに時間がかかります。」との意見には

「出石特別支援学校には看護師が2~4名常勤してるので医者と連携して対応できるので安心です。」とのことです。

しかし、看護師では医療行為はできないです。
 また、出石には看護師が常在しているとのことですが、豊岡聴覚に移転したとすれば看護師は何人かは常在してくれるはずなので、病院も近く看護師も常在してくれてくれてさらに安心できるのですが。


質問6)

なぜ1年後と急いでられるのでしょう?
もっと時間をかけてより良い校舎にするために尽力することは出来ないのでしょうか?

回答)

「人数が減るから、より良い教育をするために早く出石との統合を進める必要があります」とのことです

「人数が減るからこそ時間をかけて統合を進めることで、豊岡聴覚でも統合できるようになるのでは?」との意見に、「人数が減るから早く統合を進める必要がある」とのこと


質問7)

出石支援学校に統合後の豊岡聴覚支援学校の利用方法はどのように利用される予定でしょうか? すでに利用方法が計画に上がってるのならぜひ答えて頂きたい

回答)

「統合後の予定はない」 と断言されました。
ご意見を伺いながら来年の4月の移転を進めるとのことです。
 
「もっと時間をかけて先生方の意見も聞きながら進めてほしい」との意見にも、教育方針の話と、「様々なシミュレーションの結果統合を決定した」ということでした。


また、説明会の話で


「今、聴覚に支障のあるこども達は聴覚の小中学校を卒業後、聴覚支援学校に行かずに地域の普通校に行く子が増えてる。様々な選択肢があるなか聴覚の支援学級を設けて支援体制も整えている」と説明されていました。

ところが、但馬地方では聴覚特別支援学校の高等部がないので、京阪神へ行き寄宿舎生活をする必要があります。寄宿舎生活に不安のあるお子さんは地元の普通校の支援級に行くか知的の支援学校に行くかしか選択肢はないです。

普通校に行くと話し相手は先生のみで、友人と話すことも出来ません。普通校の生徒は手話出来ないですから言葉が通じないです。補聴器つけて聞こえる子もいますが普通校だと人数が多いのでザワザワと雑音が入って不快でツラいそうです。

難聴者が友人達と快適に学習できる場所がいります。

わたし達が多感な時期に一緒に過ごした同級生といくつになっても親しく話せるように、難聴者にも同級生と過ごす時間が必用と思います。兵庫県北部に聴覚支援学校の高等部がないことで、手話という言語の通じない環境に置かれ、多感な時期に同年代の友人を作る機会を奪っています。


成人したこども達が友人を作れなかったことにより大人になってからの助け合える機会も奪われています。耳が聞こえないからこそ、社会に出ても助け合える手話の出来る仲間が必用です。

出石に移転すると高等部を作るスペースもありませんし、今の豊聴の場所を失うことは豊岡市はもちろん但馬全域にとって、とても大きな損失になると思えてなりません。

今回の統合は白紙撤回し一から考えなおすことを要望します。

また、補聴器や人工内耳で聞こえるようになっても、方向がわからず大勢の中では誰が話してるのかわからないそうです。

また、雑音が気になって聞き取りにとても神経を使ったりするようで、静かな場所で勉強できる環境が必用なのと、手話が一番わかりやすいのだそうです。

難聴者に対する県教委の前述の考え方は、聾の方々の理解の抜け落ちた危険な考えのように感じます。

学校と保護者の皆さんは前々からこの地域に豊岡聴覚の高等部を作ってほしいと要望を出されてました。この機会に高等部を豊岡聴覚に作るよう要望したいです。

これは、豊岡だけの問題ではなく、朝来市・養父市・美方郡の但馬全域の問題でもあるはずです。



豊岡聴覚は障害のある子が社会と共存できる土台がすでに出来ている

私見ですが、わたし達の財産が奪われるような気がして悲しいです。豊岡聴覚はとっても環境の良い場所に建てられています。

豊高が隣にあり、豊小も近く学生との交流がしやすく、双方にとってとても良い環境です。また神武山の麓で自然体験も出来ますし、市内の商店街へも歩いて安全に移動できるので、社会学習も頻繁に行うことが出来ます。

商店の多い市内にあり医療面でも病院に近く、今の場所に建てるのをどなたが考えられたのか気になるくらい素晴らしい環境にあります。

障害のある子が社会と共存できる土台が豊岡聴覚にはすでに出来ています。

何より病院が近くにあるのですぐに医療が受けられ、体の弱い子の多い支援学校には心強い安心材料です。

県はこんな恵まれすぎるほど理想的な場所にある豊岡聴覚を出石へ持って行きます。出石特別支援学校の隣は清和園があり、障害者は社会と隔離して過ごすような雰囲気になってしうような気がしてなりません。

豊岡市は障害のある子も社会と溶け込んで成長し、安心して過ごせる地域になってほしいと強く願います。

住民の意見を聞くこともなく移設を進める、このような横暴が許されていいわけないはずです。


私の子もですが、知的障害で言葉が出ず、耳が悪いのか筋緊張が悪いからか不安もありつつ豊岡聴覚で小学部よりお世話になっています。しばらくすると手話を憶えて先生方と手話で話すようになりました。まだまだ言葉で話すことは出来ませんが、なんだか会話のようなことが出来るようになりかけています。

豊岡聴覚は聾の子と知的の子が混在する全国でも珍しいケースだそうで、言葉の出ない子が手話を憶えることで声を出して話せるようになってるようなので、統合するともっと多くのこども達に良い効果が出てくると思います。

この統合の話をよい機会として、障害のあるこども達が社会と共存しながら成長できる立地にあり、医療や自然環境の整った理想的な場所にある豊岡聴覚で統合するよう県に要望したいです。そして、ゆくゆくは聴覚の高等部を作る事を強く要望したいです。

耳が聞こえないこども達にも、社会に出ても助け合える手話の出来る仲間が必用です。

出石に移転すると聴覚の高等部を作るスペースはありませんから聴覚の高等部を作る要望はたたれてしまいます。また今の豊聴の場所を失うことは豊岡市はもちろん但馬全域にとって、とても大きな損失になると思えてなりません。手遅れになる前に何とかしたいと強く思っています。

ぜひあなたのお力をお貸しいただけると嬉しいです
よろしくお願いします




文部科学省に質問や要望する場所があります
みんなで質問や要望だせば何か変わるかもしれません
ぜひ、ご意見、ご要望送って頂けると嬉しいです
よろしくお願いします。
  ↓  ↓  ↓
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry14/




兵庫県議会で豊岡聴覚特別支援学校と出石特別支援学校の統合について質問がありました。こちらからご覧いただけます
  ↓  ↓  ↓
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/pref_hyogo/WebView/rd/speech.html?council_id=69&schedule_id=8&playlist_id=5&speaker_id=37&target_year=2022




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作成者: eyes

車とバイクの運転が大好きで
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大学病院での研修経験を生かして
見ることの苦手なお子様の眼鏡で
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